2022.11.05

サブスク型ホームページのメリットとは?|利用者の声も紹介

サブスク(定額制)でホームページ制作するか迷っているけれど、「買い切り型のホームページとどっちがいいかわからない」、「そもそもサブスク(定額制)でホームページ制作するメリットってなんだろう」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事を読めば、以下の内容を紹介しているので、それらの疑問を解決できます。

サブスク型(定額制)ホームページと買い切り型の違い
サブスク型(定額制)ホームページの4つのメリット
実際に定額制ホームページを利用する方の声|事例2選


その他にも、サブスク型ホームページ制作サービス2選サブスク型サービスを選ぶ際に確認しておきたい3つのポイントなどについて紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

【前提】サブスク型(定額制)ホームページとは?|買い切り型との違いも解説

サブスク型のホームページとは、ホームページ利用料金がサブスクリプション型になっているサービスのことです。サブスク型の他にも「定額制」や「月額制」という呼称が存在します。

サブスク型のホームページでは、ホームページを一定期間利用する権利に料金が発生します。
以下、理解しやすいよう具体例をもとに説明します。

例えば、買い切り型でホームページを制作したとします。費用は1回きりで、平均150万円かかります。完成した月に払う費用は150万円で、その後は0円です。※更新費用は別途かかります。

続いて、サブスク型ホームページ制作サービスを利用したとします。ここでは初期費用は30万円、月額1万円のサービスを利用したとします。完成した月に払う費用は30万円で、その後は毎月1万円です。

ここまでの内容を一度整理して表にしました。

初期費用1ヶ月2ヶ月3ヶ月4ヶ月5ヶ月6ヶ月
買い切り150万0円0円0円0円0円0円
サブスク30万円1万円1万円1万円1万円1万円1万円
※買い切り型には、更新ごとに別途費用がかかります。

サブスク型と買い切り型では料金システムが根本的に違うことがわかったのではないでしょうか。

サブスク型ホームページの場合、月ごとに料金がかかるのに対し、買い切り型は作った段階で料金がかかり、更新費用は別でかかるというシステムになっています。

多くのサブスク型のホームページでは、更新費用は月額費用に組み込まれている場合が多く、買い切り型のように別途費用がかかることはほとんどありません。

上記では、わかりやすいように簡略化して説明していますが、サブスク型にせよ買い切り型にせよホームページを公開する際には別途、サーバー費用(月額2,000円程度)・ドメイン費用(年間2,000円程度)といった費用が必要です。

ただし、サブスク型の場合は既に月額費用にサーバ費用が含まれていることもあるため、別途費用がかからないこともあります。

サブスク型(定額制)ホームページの4つのメリット【買い切り型と徹底比較】

この章では、サブスク型(定額制)ホームページの4つのメリットについて買い切り型と比較しながら紹介します。
1. 初期費用を安く抑えられる
2. 解約のハードルが低い
3. 余計な更新費用がかからない
4. 機能が自動でアップデートされる

サブスク型と買い切り型のどちらが自分に適しているか、次章のサブスク型ホームページの3つのデメリットと合わせて参考にしてください。

1. 初期費用を安く抑えられる

先述の通り、ほとんどのサブスク型のホームページ制作サービスでは、初期費用が無料、または買い切り型に比べ、はるかに低価格です。

一般的に買い切り型のホームページを制作会社に依頼した場合、平均150万円かかるため、比較すると初期投資をどれだけ抑えることができるかわかるかと思います。

制作したホームページが必ずしも望んだ結果を出してくれるかどうかはわかりません。初期費用が無料であったり、安ければ、うまくいかなかったときのリスクを最小限にできるため、安心して始めることができます。

2. 解約のハードルが低い

解約のハードルが低いのもサブスク型ホームページを利用するメリットの1つです。買い切り型のようにまとまった料金ではなく、毎月少しずつ費用がかかるため、止めたいときに止めやすいです。もし自分に合わなかったら、別のサービスに変えることもできますね。契約と解約が柔軟に行えるため、ビジネスの流動性が上がります。

ただし、最低契約期間には注意を払いましょう。サービスを提供する企業が規定する最低契約期間より、短い期間で解約してしまうと、違約金が発生する恐れがあります。

サブスク型ホームページの中には、最低契約期間が発生しないサービスもあるため、あらかじめ確認することをおすすめします。

3. 余計な更新費用がかからない

先ほどの例を思い出してみましょう。

初期費用1ヶ月2ヶ月3ヶ月4ヶ月5ヶ月6ヶ月
買い切り150万0円0円0円0円0円0円
サブスク30万円1万円1万円1万円1万円1万円1万円

買い切り型には、初期費用(制作費用)の150万円に加え、ホームページの内容を更新するたびに更新費用がかかってしまいます。

つまり、作成するだけで必ず150万円以上かかってしまうということです。更新費用は、制作会社や更新する内容によってさまざまですが、1回の更新あたり、およそ数千円〜数万円ほどかかります。

しかし、サブスク型のホームページ制作サービスの場合、更新費用も月額費用に含まれている場合が多いです。余計な更新費用がかからない点が大きなメリットと言えるでしょう。

※部分的に更新費用を設けているサービスもあるため、契約の際に必ず確認しましょう。

4. 機能が自動でアップデートされる

サブスク型では、機能やセキュリティ関連でアップデートが行われた場合に自動でアップデートされます。
そのためユーザ側が特別な操作をせずに、常に最新の状態でホームページを運用することが可能です。

買い切り型では、ホームページが完成した後は基本的に自動でアップデートされることは少なく、制作会社に依頼する場合は追加で費用を請求されることもあります。

このような違いが生まれる要因としては、料金が発生するタイミングが挙げられます。
ホームページ制作会社の立場で考えた時に、買い切り型では初期費用が高額なため利益を回収できますが、サブスク型では初期費用が低額なため、短期間で解約されてしまうと赤字になってしまうのです。

そのため、より長く安心して使ってもらうために、企業努力による定期的なアップデートが提供されることがサブスク型のメリットとなります。企業の顔となるホームページを追加費用なく、機能面でもセキュリティ面でも安心して使いたい方はサブスク型を選ぶと良いでしょう。

知っておきたい!定額制ホームページの3つのデメリット

サブスク(定額制)ホームページはとても魅力的なサービスですが、もちろんデメリットも存在します。サブスク(定額制)でホームページ制作を考える場合には、必ずデメリットにも目を通しておきましょう。

1. 長期間使うと、割高になってしまう場合がある

サブスク型のホームページは月額で決まった料金が加算されてしまうため、長期間利用すると、制作会社で買い切り型のホームページを作成した場合よりも、高額になってしまう可能性があります。

中長期の利用には向きますが、長期の利用を検討している場合は、一度買い切り型のコストと比較してみるといいかもしれません。

2. 解約すると、ホームページがなくなってしまう

買い切り型のホームページであれば、ドメイン・サーバーの更新を続ける限り、ホームページを存続させていくことができますが、サブスク(定額制)ホームページでは解約と同時にサーバー・ドメインの契約も失効してしまうので、インターネット上にホームページがなくなってしまいます。

ホームページを残したまま運用を続けたい場合には、サービスを提供している企業とコンタクトを取って対処しましょう。解約後のホームページの存続に関しては、企業によってさまざまなので適切な手続きが必要です。

3. 未更新でも料金がかかる

月額で一定の料金がかかってしまうのは、サブスク型ホームページのデメリットのひとつです。

見方を変えると、更新ごとに料金が発生しないということでもあり、これは頻繁にホームページを更新をしたい方にはとてもおすすめできるメリットになります。

また、サブスク型ホームページは更新がされない間も、セキュリティ面でのアップデートが続きます。
そのため情報漏洩(ろうえい)やマルウェア感染のリスクからホームページを守ってくれるという点もメリットと言えるでしょう。

サブスク型(定額制)ホームページ制作サービス2選

この章では、サブスク型ホームページを提供するサービスを紹介します。料金やサービスの特徴を理解し、自分に合った最適なサービスを見つけましょう。

1. サブスクWeb

引用元:サブスクWeb

サブスクWebは、新潟県のホームページ制作会社ZANMAIが提供するサブスク(定額制)ホームページ制作サービスです。

プラン別でサービスを提供しており、ライトプランでは初期費用66,000円月額35,200円です。

最低契約期間は2年で、その後、ホームページのマイナーチェンジを行える点が魅力です。他にも、修正依頼し放題で更新や管理が簡単に行えます。

2. MEDIA HACK

引用元:MEDIA HACK

MEDIA HACKはリライトコンサルティングが運営する、最短5日でサイト作成ができるサブスク型ホームページ制作サービスです。

プラン別でサービスを提供しており、シングルプランでは初期費用363,000円月額11,000円です。

お問い合わせフォームの追加やページ追加など、オプションサービスに追加料金が発生するので、欲しい機能を選ぶ際には目を通しておくといいかもしれません。(※最低契約期間は1年)

【必見】定額制ホームページ制作サービス利用者の声を紹介|事例2選

この章では、サブスク型(定額制)ホームページ作成サービスであるFLUX siteflowを導入している利用者の方の声を紹介します。

実際の利用者が「どんな理由でサブスク型ホームページサービスを利用しているのか」について知り、サブスク型ホームページサービスを利用する際の判断材料として役立ててみてください。

1. コンサルティング業|GSEコンサルティング

GSEコンサルティングは「ミッションとビジョンに導かれる人生を全てのリーダーに。」をミッションに掲げる教育コンサルティング企業です。

GSEコンサルティングでは、FLUX siteflowを導入する前に200万円ほどかけて買い切り型のホームページ作成を行っていました。買い切り型のホームページはクリエイティブに仕上がる反面、高額で工数や労力がかかると感じていたそうです。

しかしながら、FLUX siteflowは納得のコストで工数が少なく済むため、これがFLUX siteflowでホームページ作成を行う決め手の1つになったそうです。

2. 山岳ガイド業|アルパインガイド

アルパインガイドは関東甲信越から北海道、東北を中心に活動する山岳ガイドで、お客様とロープを結び合い、安全を確保しながら登山・下山を行うプロフェッショナルです。

FLUX siteflowを導入する前、Wordpressによるホームページ運営を行っていました。しかし、WordPressでの更新に難しさを感じ、ホームページのリニューアルを検討しました。

とある買い切り型のホームページで見積もり依頼を出した際には、初期費用80万円からと言われたこともあるそうです。

FLUX siteflowは低価格で高品質かつデザイン性あるホームページを作成できるため、起業したばかりの方や、金銭面で制限のある方にはぜひ試して欲しいとおっしゃっていました。

サブスク(定額制)サービスを選ぶ際に確認しておきたい3つのポイント

この章では、サブスク型ホームページ制作サービスを選ぶ際に確認しておきたい3つのポイントについて紹介します。

料金や知名度以外にもチェックしておくべき点はいくつか存在します。最適なサービスを選び出せるよう、以下のポイントを確認してみてください。

1. ヒアリング・サポート体制が充実しているか

ヒアリング・サポート体制が充実しているかどうかは、ホームページの運用のしやすさを大きく左右するため、必ずチェックしておきましょう。

現在では、オンラインコミュニケーションツールが普及しており、サポートもzoomやオンラインチャットを通じて行えます。無料で行えるものがほとんどですが、なかには相談料が発生するサービスも存在します。慎重に検討しましょう。

2. 契約期間は明確か

先ほど、サブスク型ホームページのメリットの1つに解約のハードルが低いというメリットを紹介しました。しかし、いつでも簡単に解約できるというわけではなく、どのサービスにも最低契約期間が設けられています。

一般的に、サブスク型ホームページの最低契約期間は1〜2年の間であることが多いです。契約規定に最低契約期間がはっきりと明記されている信頼性の高いサービスの利用をおすすめします。

サービス契約時には、必ず最低契約期間をチェックしておきましょう。

3. 違約金は発生するか

上記の契約期間は明確かというポイントに関連して、違約金が発生するかどうかも確認しておきたいポイントです。先ほど書いた通り、サブスク型サービスは一般的に最低契約期間を設けています。

この最低契約期間よりも短い期間で解約してしまうと、違約金が発生する場合があるので、注意が必要です。

サブスク型ホームページサービスの利用をスタートする際は、最低契約期間の確認と合わせて、どれくらいの違約金が発生するか、について確認しておきましょう。

定額制ホームページ制作サービスに外せない7つの機能を紹介

この章では、サブスク型(定額制)ホームページに外せない7つの機能を紹介します。どれも重要な機能ばかりで、ユーザーがホームページを快適に利用するために欠かせません。

サブスク型ホームページサービスを選ぶ際には、以下の機能を搭載しているかどうかを判断材料にしてみるといいかもしれません。

1. お問い合わせフォーム

ユーザーが電話や実店舗で話を聞くよりも気軽に疑問を解決できるので、顧客獲得や集客に繋がりやすいです。

現在では、ECサイト※をはじめとする多くのホームページで利用されており、サブスク型(定額制)ホームページにも欠かせない重要な機能となっています。

※ECサイト…ここでは商品販売やサービス提供を行うサイト

2. ブログ

日々更新されるイベントのお知らせや商品情報の発信ができる機能です。頻繁な更新が行われるホームページは、ユーザーからの高い信頼に繋がります。

また、頻繁に更新することで検索エンジンからの評価も高まります。検索順位が上がれば、より多くのユーザーの目にとまるので、さらなる集客効果を期待できるでしょう。

3. スマホデザイン対応

近年、スマホが普及率が非常に高く、インターネットへのアクセスもスマホを経由したものが大多数を占めています。

もしスマホ対応していないと、スマホからアクセスしたユーザーにとって見づらいホームページになってしまい、ユーザーの離脱率を上げてしまいます。ホームページ作成にあたって絶対に欠かせない機能です。

4. セキュリティ対策

ホームページのセキュリティ対策も大切です。インターネットを利用している際に「このサイトは安全ではありません」と表示されたことはありませんか?

この警告が表示されるホームページは情報漏洩ホームページ改ざんのリスクがあります。安全なホームページには、SSLサーバー証明書が必要です。

SSLとはSecure Sockets Layer の略でインターネット上の通信を暗号化する技術のことで、インターネット上の個人情報が第三者に閲覧されるのを防ぐ役割があります。

SSLサーバーを取得しているかどうかはホームページの安全性以外にも、ホームページを利用するユーザーや企業の信頼にも直結します。セキュリティ対策はホームページ制作に欠かせない機能の1つです。

以下の記事では、ホームページのセキュリティ対策方法について解説しています。さらに詳しくホームページのセキュリティに関して知りたいという方は合わせて参考にしてください。

6. 画像・動画の編集

ホームページ上に画像や動画がないと、文字の情報ばかりになってしまうため、ユーザーが読みにくさを感じてしまいます。

画像や動画のアップロードが簡単に行える編集機能があると、ユーザーにとっても快適なホームページになります。

また、ホームページを管理する側にとっても画像や動画の編集がしやすいとホームページの質の向上や頻繁な更新につながるため、サブスク型ホームページに外せない機能の1つと言えます。

7. SNSの連携

SNS連携機能があると、SNSからホームページにユーザーの流入をはかることができるため、集客の成功に繋がりやすいです。

最近では、InstagramやTwitter、Facebookなど、さまざまなSNSが普及しています。そのSNSの特徴に合わせた運用を行いましょう。

まとめ

いかがでしたか。この記事では、サブスク型(定額制)ホームページについて紹介してきました。実際にサブスク型(定額制)ホームページを制作する際は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いたメンバー FLUX siteflow編集部
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